凡人爺の川柳　　　　　　長茶

　　大晦日　プチ贅沢に　ブランディ
　　除夜の鐘　歳と皺とが　増える音

　［一茶］うつくしや歳暮れし夜の空
　　　　　 餅の出る槌がほしさよ年の暮れ

［其角］行く年や壁に恥じたる覚書 　　　 (再）
［青邨］静かなる雨の夜もあり年の暮れ
　　　　　逝く年の我が読む頁限りなし　　（再）

　［ワンと頑張るにいまるいちはち年］
　継続は力と駄作またつくり　
　にらめっこしながら句作練っている