「春・花」を詠む

今日は紛れもなく「花冷え」。 桜の花の咲くころに寒さが
   戻って冷え込むこと、を言います。
 さて、そこはさすが「粋人」の面々。見事に春を詠みました。

   梅杏桜花爛漫桃林檎        詠み人 純  
            (うめあんずおうからんまんももりんご)

   春だよと叫びたくなる昨日今日      ひろ子
   万作の黄色い花が春を呼ぶ        邦夫
   タンス開け春色不足悩む朝        恵美子
   換気扇やっと磨いて春になる       千賀子
   春風に髪も心も踊り出す          正文
   野が匂うやっぱり春は活きがいい     依子
春の芽にスイッチオンの靴を履く     節子
   春なのに涙をそそる事ばかり       ふじ子
   冬越菜私の分は鳥に聞く          すみ江
   坪庭をガーデニングに変える春      長茶
                                (千曲川柳会)



2017年03月26日 Posted by川柳粋人舎 at 14:59 │Comments(0)

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