凡人爺の川柳     長茶

 [一茶]外からは梅がとびこむ福茶かな
 [嵐雪]梅一輪いちりんほと゜のあたたかさ

 雑 詠
 二月の雪は老いの踏ん張り見て笑う
 大雪が三寒呼び込み居座った
 四温は遠く春の兆しはまだ見えぬ  


2018年02月08日 Posted by 川柳粋人舎 at 09:14Comments(1)

楽しい川柳(398) 淳

乾杯も万歳もヤな五十肩
親切に次の病名くれる医者

盗難を流出というバーチャル貨
バーチャルが現実になり消えていた

          30,2,8   淳
  


2018年02月08日 Posted by 川柳粋人舎 at 04:21Comments(1)

楽しい川柳(397) 淳

悪口を言うだけ言っていい人よ
出過ぎたか杭は抜かれて北の地へ

裏口からトカゲのしっぽそっと出る
とりあえず冬眠をするトカゲの尾

          30,2,7   淳
  


2018年02月07日 Posted by 川柳粋人舎 at 04:29Comments(2)

凡人爺の川柳      長茶

 [一茶]梅がかや針穴すかす明かり先
 [芭蕉]梅が香にのつと日の出る山路かな

 雑 詠
 懐メロに昭和の世代肩を組む
 昨日より一日若い顔洗う
 敬老会何が目出度い誕生日  


2018年02月06日 Posted by 川柳粋人舎 at 08:42Comments(0)

楽しい川柳(396) 淳

知ってるかいボクの婆ちゃん女だぞ
死にたいと毎日うそをつく婆ば

調査中と言って消えていく事件
訴状届いた時には誰も聞きに来ぬ

          30,2,6   淳
  


2018年02月06日 Posted by 川柳粋人舎 at 04:10Comments(0)

楽しい川柳(395) 淳

豆食って寿司まで食えば春になる

ボケたかと言い始めて早や十年
オレ一匹じやとても不満のネズミ捕り

記録ない記憶ないでいい仕事
文書管理やっていますか佐川さん

          30,2,5   淳
  


2018年02月05日 Posted by 川柳粋人舎 at 04:33Comments(0)

凡人爺の川柳     長茶

―今日は立春。新しい一年の始まりです。  
  24節気の一つ。「寒明け」とも。
  いろいろな行事の起点の日。この日から88日目が
  「八十八夜」(5月1日頃か)。210日目が「二百十日」。
   (9月1日頃か)。

―昨日は「節分」。
 [一茶]隠れ家や歯のない口で福は内

雑 詠 福は内・・おぉ神様や・・
 お神酒にはビール・ワインは似合わない
 八百万は願いの数だけ神が要る
 妻には内緒神へ密かに願い事
 引いたお御籤凶と出たから気が動転
  


2018年02月04日 Posted by 川柳粋人舎 at 09:37Comments(0)

楽しい川柳(394) 淳

隣から豆が飛び込む老いの庭
値段見ずカゴに入れるはもやしだけ

菅さんの目線が語る自信なさ
印鑑が未だに威張るメガバンク

          30,2,4   淳
  


2018年02月04日 Posted by 川柳粋人舎 at 04:27Comments(0)

バーバ小町の川柳 「 節分に寄せて」


方向を違えて食べる恵方巻

節分に電飾はずし春を待つ

節分に心の鬼も追い払う


自分の家を通りすぎる程の方向音痴です。
今年の恵方は南南東だそうですが、どっちなのか
さっぱりわかりません。それで、例年どうり太陽の
昇る方向を向いて食べる事にします。

12月から節分まで毎年イルミネーションを飾ります。
明日は立春!本物の光が届き始めます。

去年も鬼を一匹退治したのに、また増えちゃった。
今年は3匹位退治しなければ間に合わないかな?  


2018年02月03日 Posted by 川柳粋人舎 at 12:01Comments(0)

楽しい川柳(393) 淳

床暖で猫はどこでも丸くなる
化粧する女はみんな芸術家

微笑みは文だけ金は強面
泥縄で沖縄縛る無為無策

          30,2,3   淳
  


2018年02月03日 Posted by 川柳粋人舎 at 04:29Comments(0)