バーバ小町の川柳 花子


【男と女 今昔】


三つ指で 迎える夫の朝帰り

げんこつで迎える夫の朝帰り


ゴミだし日夫早めにご出勤

定まらぬ布団にでんと炬燵板


明治生まれの父は亭主関白の反面、情のとても深い人でした。
普段は母任せでしたが、いざという時は父がいるだけで 、とて
も安心します。炬燵板を置く時、何故か父を想いだします。
時代と共に男性、女性の考え方も大変変わりました。



  


2017年06月23日 Posted by 川柳粋人舎 at 10:14Comments(2)

紫陽花(あじさい)         凡人爺・長茶

 ヒアリの他に アカカミアリと 恐ろしや 

 紫陽花(あじさい) 
 紫陽花や 白より出でし 浅みどり   [渡辺水巴]
 紫陽花や きのふの誠 けふの嘘   [正岡子規]
            (紫陽花の花言葉は移り気)

  お情けも過ぎればただのお節介
  合格は八割運と皮肉られ
  パトロンは年金ですと笑う妻

 夏の雲朝からだるう見えにけり     [一茶]  


2017年06月23日 Posted by 川柳粋人舎 at 09:20Comments(0)

楽しい川柳(159) 淳

爺を見て男手欲しいと婆が言う
じいちゃんが大好きという孫のサギ
爺の目には渋谷ファッション チンドン屋

じいちゃんが建てても孫はばあちゃんち(再掲)

          29,6,23   淳
  


2017年06月23日 Posted by 川柳粋人舎 at 04:49Comments(0)