凡人爺の川柳     長茶

―今日は「時の記念日」。
  時計は間違いなく時を刻みますが、
  近頃は頭が狂った人間の行動に痛みを覚えます。

 論客多く時計が止まるダラ会議
 引き出しにずっと休眠腕時計
 父母の仏間の時計止まってる

 [一茶]笠とれば坊主也けり田植え唄
     負うた子も拍子を泣くや田植え唄  


2018年06月10日 Posted by 川柳粋人舎 at 09:47Comments(0)

バーバ小町の川柳「少しだけ前を」


前ばかり見て躓いた若い頃

横ばかり見て躓いた壮年期

後ろばかり見ては躓く老年期


こんにちは❗皆様お元気でお過ごしでしょうか?
毎日、暑い日が続き、人も花たちも萎れていましたが、今朝は涼しいですね。
いよいよ梅雨のシーズンを迎え、紫陽花が生き生きと咲き誇っています。


◆若い頃は前進あるのみ。がむしゃらに突き進み失敗する事が多くありました。

◆社会に出てからは、周りの人たちとの関わりなど考え過ぎるあまり自分を見失う事が多くありました。

◆さて今、年を重ねてくると、過去の自分を懐かしみ焦りを感じてきます。

今、思います❗いつも、少しだけ前を見て生きていこうと。


  


2018年06月10日 Posted by 川柳粋人舎 at 09:11Comments(1)

楽しい川柳(520) 淳

半袖の二の腕のぞく色気かな
真白き二の腕見せる衣替え
腕まくり口しか出さぬ邪魔な奴
半袖じゃもらいづらい袖の下

         30,6,10   淳
  


2018年06月10日 Posted by 川柳粋人舎 at 04:00Comments(0)